公益財団法人 日本民謡協会 富山県連合委員会

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活動レポート

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令和4年度 民謡民舞富山県連合大会 少年少女大会

2023/03/19

令和4年度民謡民舞富山県連合大会を開催し、
青年の部から出場の小熊夢唯さんが総合優勝されました。
民舞優勝は富山華の会の、「こきりこ」でした。

民謡総合優勝の小熊さんから、メッセージを頂きましたので掲載させていただきます。

 



 小熊夢唯です。令和5年3月19日(日)に開催されました民謡民舞富山県連合大会にて、「布施谷節」を唄い総合優勝を頂くことができました。

 布施谷節は婚礼などの祝儀歌として長く唄い継がれている郷土民謡で、唄い手と尺八の一体感が特徴的です。祖父が尺八奏者であることがきっかけで唄い始め、唄から想像できる布施谷の風景にとても魅力を感じるようになりました。まだまだ唄い始めたばかりの布施谷節ですが大好きな唄でこのような素晴らしい賞を頂くことができて本当に嬉しいです。

 これからも聴いてくださる人に感動を与える唄を唄うことを最大の目的・目標とし、楽しくかつ気持ちよく唄い続けていきたいと思います。

 

NHK 民謡魂 〜 ふるさとの唄 〜 砺波市収録

2023/02/05

 民謡ファンにはおなじみ、NHKの民謡魂〜ふるさとの唄〜、の収録が砺波市文化会館で行われ、放送されました。日民富山県連合委員会からも、2組が出演されました。
 



中村 優 さん

 2023年1月15日(日)砺波市文化会館にて、TOKIOの城島リーダーがMCを務めるNHKの「民謡魂 ふるさとの唄」が有観客の公開収録で開催、翌月2月5日にNHK総合テレビで放映されました。

 歌い手は大先輩の藤みち子さんをはじめ、名古屋から剣持雄介さん、石川県から加賀山紋さん、富山県からは私中村優が出演いたしました。ゲストは井頭愛海さん、南砺市出身の俳優池田航さん、地元の砺波市民謡民舞協会の皆様、富山県立南砺平高等学校郷土芸能部の皆様でした。

 番組は剣持雄介さんの唄と加賀山紋さんの胡弓で富山県の代表的な民謡「越中おわら節」から始まり、富山、石川、福井の北陸三県の民謡が続いた後、砺波市民謡民舞協会から平野絢楓さんと平野知香さんの親子共演で「チューリップ乙女」が披露されました。

 合掌造りの家屋が建ち並ぶ五箇山地方にゆかりの深いお小夜の物語を民謡朗読劇で、また昨年高等学校総合文化祭で見事日本一に輝いた南砺平高校郷土芸能部のパフォーマンスもあり、五箇山の伝統文化に魅了されました。
富山県民謡「こきりこ節」「麦屋節」をはじめ、北陸の名曲をたっぷりとお届けし、フィナーレは全員で「帆柱起し祝い唄」の合唱で幕を閉じました。

 今回は感染対策をしながらも満席の会場で唄わせていただくことができ、改めて舞台で唄う楽しさと有難さを感じ、今後も富山県の民謡を大切に唄い継いでいきたいなと思いました。

 

平野 絢楓 さん ( 義正会 )

 民謡魂で唄わせていただけると聞いたときは、本当に驚きました。
唄わせて頂いたのは「チューリップ乙女」という曲です。昭和29年にNHKが全国各県の郷土の花の選定を企画した際に、富山県ではチューリップが選定され、県花チューリップにふさわしい民謡の公募に当選した曲だそうです。私も砺波市民なので、普段から唄う機会がありましたが、この収録を機会にあらためて勉強しなおしました。

 砺波市民謡民舞協会としての出演で、囃子詞に 同じ義正会から 平野 知香(母)と 今井 千会さん、踊りは同協会の しほ美会 の皆さんでした。唄の稽古はもちろんですが、事前に何度も しほ美会 さんと合わせ稽古をしたり、父にビデオを撮ってもらって制作会社に送ってもらったりと、ほかにも沢山準備があり、舞台の重大さを再確認しました。

 1月14日(土)には前日リハーサルがありました。東京からスタッフの方々や様々な機材が来ていて、いつもの砺波市文化会館とは違う感じがしてドキドキしました。曲の始まりのきっかけや踊りの位置、歌い終わったの動きなどの流れを確認しました。細かい打合せも多く、びっくりしました。

 15日(日)収録当日、朝からヘアメイクをしてもらいました。楽屋に入り着付けをしてもらっている時に、自分が段々緊張していることが分かりました。まずは本番と同じ流れでカメラも回しての通しリハーサル(ランスルー)がありました。まだお客様も入っていないし、リハーサルだから大丈夫かと思っていましたが、普段の舞台よりもかなり緊張しました。
 そして本番、客席はほぼ満席。節回しと、歌詞を間違えないよう気を付けながら、なんとか最後まで唄うことが出来ました。城島リーダーからインタビューがありました。近くで見る城嶋リーダーは思っていたより身長が高かったです。質問には、あわあわ しながらなんとか答えましたが、全カットされていたので良かったです。

 放送は2月5日(日) 15:05からでした。家族全員でテレビの前で見ました。唄も踊りも囃子詞も、みんなうまく出来ていて、一安心でした。エンディングの 帆柱起こし祝い唄 では、笑顔でお願いします、と言われていたのに、うまく笑えていなかったのが残念でした。

 とても良い経験をさせていただきました。これを活かし、また練習して、もっと良い唄が唄えるようになりたいと思います。

となみ昇栄会弾初会

2023/01/22

新年明けましておめでとうございます。


新年を迎え、22日(日)砺波市福祉センター苗加苑において「となみ昇栄会弾初会」が開催されました。

今年最初の初弾き、初唄いと出演者は少々緊張気味でしたが、ちびっ子コーナーや華やかな踊りで会場からは拍手、手拍子があり、次第に緊張がほぐれ良いステージができたと思います。

フィナーレでは「チューリップばやし」を全員で唄い踊りました。会場にお越しの皆様も一緒になって唄う声が私の耳に入り、会場の雰囲気がとても良く自分の心に響ました。

踊りで賛助出演を頂きました豊皓会の皆様ありがとうございました。

本日会場にお越しいただきましたお客さんが笑顔で弾初会をご観覧いただきましたことに感謝申し上げ、これを力として今年も一年健康で楽しく民謡に励んでいければと思います。

今年もよろしくお願い致します。  加我

となみ昇栄会の「第26回 おさらい会」

2022/12/10

 師走にしては珍しい晴天の日に、となみ昇栄会の「第26回おさらい会」が北部苑にて開催されました。前回までは、

高岡 城峰会さんとの合同おさらい会でしたが、今年からとなみ昇栄会のみでの開催となりました。北部苑の方 から

も「初出演」と紹介され少し緊張の幕開けでした。

 

 日頃の練習の成果を発揮する事が出来たか?と、少々不安ですが会員一同、心ひとつに力を合わせて、色々な演目に取り組みました。三味線メドレー 5 曲で幕を開け、とやまの唄・南国の唄等々、発表しました。今年は、ちびっこコーナーも設けて可愛い歌声も響き、観覧の皆様からも笑顔で手拍子をいただけて和やかな雰囲気で演目が進みました。

 

 そしてゲスト出演として、高岡城峰会の皆様に2曲 ご披露 頂きました。豊晧会・鼓雲の会の皆様にも友情出 演して 頂きとても充実したおさらい会になったと思います。

 

 個人的には、一生懸命取り組んだという満足感はありますが反省点もいくつかあり今後の練習に反映出来たらと思います。また、会員の練習がマンネリ化しないように、向上心を持って民謡に取り組んで行けるようにと導いてくださった、会主舘先生に感謝致しております。

(金森 記)

2022にっぽん/とやま民謡万華鏡

2022/11/23

 3年ぶりに2022 にっぽん/とやま民謡万華鏡が上市町北アルプス文化センターにて開催されました。日本民謡協会からは、12団体が参加して賑やかに民謡絵巻が繰り広げられました。

 今年の大会のオープニングに踊られました、正調伊勢音頭はとても思い出に残るものとなりました。この踊りは、富山県芸術文化協会の指導者招聘事業により、初めて民謡部門で講師をお招きし、講習会を開催したときに教わった曲です。佐藤松博武先生プロデュースで開催された講習会は大変好評であり、とやま民謡民舞団体連絡協議会所属の指導者が参加いたしました。その講習会に参加した皆さんで踊りを練習し、オープニングを飾ることができ、大変良い日でした。

 また、十八番披露のコーナーでは各会の皆様の素晴らしい歌声を聞き、中でも青少年の歌声に今後の発展を感じさせました。その他、各社中の皆さんは、それぞれの自慢の民謡を披露され、やはり民謡の良さを痛感する素晴らしい大会になったと思います。

 これからも万華鏡を通して富山県の各地の皆さんに民謡の良さを再発見していただき、民謡の仲間に入っていただけるようにと願うばかりです。

華の会 筏井 豊華翔
 

第50回砺波市文化祭『民謡の世界』

2022/11/03

砺波市文化会館 大ホール


さわやかな、秋晴れ。
今年の砺波市文化祭『民謡の世界』は、まだまだコロナ
感染予防の必要はありましたが、人数制限無しの開催。祝
今年は、砺波市文化協会創立50年という大きな節目の年で
もあり『民謡の世界』の中に記念式典を織り込んでの開催
となりました。

オープニングは義正会の「砺波音頭」にて幕開け。
第1部は、秋田大黒舞・宇和島さんさ・三階節・長崎ぶら
ぶら節、花笠音頭など、全国の民謡が唄と踊りで披露され
ました。

途中、砺波市文化協会創立50年記念式典が行われ、砺波市
文化協会会長の式辞があり、来賓の皆様からの祝辞もいた
だきました。また安城文化協会への特別表彰もありました。

第3部には、はるばるお越しいただいた愛知県・安城民よう
保存会30余名の皆様による、安城地方の民謡、日本デンマ
ーク節・吉良小唄・岡崎五万石・西尾節・安城甚句・安城
七夕音頭の計6曲が、披露されました。
(安城の皆様、本当にありがとうございました(#^.^#))

第4部は再び全国の民謡。
第5部に富山の民謡で締めくくった後は、いよいよ特別
ゲスト「二代目浅野梅若社中一行」によるステージ。
二代目浅野梅若、尺八梅若梅貢、三味線梅若鵬修ご家族
2021民謡日本一浅野沙樹、ミスターよしゃれこと
山上衛氏による、華のある舞台が繰り広げられました。
本場秋田の方々の唄・演奏・踊りの切れは、流石!と
唸るばかり。途中、ちょっぴりお笑い要素もある
楽しくて素晴らしい舞台でした。

発表終了後は、砺波市文化協会50周年記念の懇親会が行
われ、文化協会員・民謡民舞協会・安城の皆様・二代目
浅野梅若社中の皆さま方と、楽しい時間を過ごすことが
出来ました。
                                                          (斉藤 記)

(公財)日本民謡協会 民謡民舞全国大会

2022/10/30

令和4年度(公財)日本民謡協会民謡民舞全国大会は開催地を神奈川県川崎市カルッツかわさき(川崎市スポーツ・文化総合センター)に会場を移し10月27日(木)〜30日(日)4日間の日程で開催されました。

 富山県連合大会で出場権を獲得された民謡の部8名(1名欠場のため)と民舞1組が出場いたしました。

大会4日目には、全国から連合大会及び地区大会を勝ち抜かれた総勢57名による内閣総理大臣賞争奪戦(民謡の部)及び(民舞の部)の上位決勝大会が行われました。

 民謡の部では、北栄会支部の江田留莉さんが富山県代表として福光めでた、民舞の部では呉羽会支部が越中おわらで決戦大会に挑まれました。

 北海道代表の道南口説節、秋田県代表の秋田追分、岩手県代表の南部牛追唄など競合曲が次々と唄われる度に、客席からは応援に駆け付けた人達の声援と拍手が大きく会場に響き渡りました。そしていよいよエントリーナンバー152番、江田さんの福光めでたです。前奏が会場内に流れ出した時、客席で応援する私のほうが緊張して汗をかいていました。

 江田さんは伸びのある艶やかな唄声で熱唱され、唄いきったあとの江田さんの顔には笑顔がみられ、私もうれしくなり心から拍手を送りました。

審査の結果、江田さんは審査員奨励賞。民舞の部に出場された呉羽会支部は7位の審査結果をいただき、今年度の民謡民舞全国大会は無事終了いたしました。

 出場された皆様、そして地方伴奏をされた皆様大変ご苦労様でした。又、会場まで足を運んでいただきました皆さん、力強い応援をしていただき誠にありがとうございました。

 来年に向け、また頑張りましょう。


長岡すみ子の会創立45周年記念『民謡唄と踊りの祭典 和のこころ唄いつがれて』

2022/10/30

長岡すみ子の会創立45周年記念『民謡唄と踊りの祭典 和のこころ唄いつがれて』は、黒部市国際文化センターコラーレにて開催されました。

約80人の出演者による唄や踊りに演奏が華やかに繰り広げられました。こきりこ節、ソーラン節で幕開け。小学生の子供たちのステージから、2019年全国大会で内閣総理大臣賞受賞の中村優さんによる受賞曲 布施谷節 などが演奏された。

会主、長岡すみ子さんの しばんば や オリジナル曲、ゲストの加賀山昭社中や成世昌平さんの豪華なステージで、約550人の観客を魅了しました。

高岡城峰会民謡おさらい会

2022/10/09

 高岡城峰会の第39回おさらい会を10月9日(日)高岡ふれあい福祉センターにて開催しました。

 「帆柱起こし祝い唄」を全員で唄い、踊りや三味線を奏でて開幕。6歳から91歳までの民謡大好きな会員が日頃の練習を精一杯披露。

 「豊之会」「越乃民謡会」「となみ昇栄会」尺八の西川 心山先生たちにご協力いただき、全42曲を終えました。また会員の三味線奏者椿俊太郎さんの迫力ある演奏で盛り上がり楽しい一日を過ごしました。

 来年の40周年に向け練習に励みたいと思います。

指導者資格認定試験

2022/10/02

 北陸地区の指導者資格認定試験が富山市八尾コミュニティーセンターにて行われました。

 31名の方が、民謡(唄)、民舞、三味線、太鼓、の種目に教授から助教師までの資格を受験されました。ちなみに今回は受験者がいませんでしたが、尺八、笛、唄囃子の種目もあります)

 本部からも榎本常務理事をはじめ、5名の先生方が来られ、試験の審査や進行をされました。富山県連合からも固定伴奏や受付等を担当しております。

 多くの先生の前で1人で実技をされている姿は、多かれ少なかれ皆さん緊張されていました。なかなか普段通りの力を発揮しにくい状況だとは思いますが、この経験も必ず今後の役に立つ時が来ると思います。

 合格されたあかつきには、民謡民舞の普及や伝承に、その資格を活かしてください。皆様、お疲れ様でした。

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